原産地のヨーロッパでは多年草として扱われるデージーですが、、日本では高温多湿でダメになってしまう為、一年草として扱われています。
ただし原種のデージーは大変丈夫な多年草です。霜があたらなければ屋外で冬越しができ、こぼれ種でも殖やすことができます。
種まき時期は8月下旬〜9月で、移植できるので育苗箱などに蒔き、本葉が2〜3枚になってからポットなどに一つずつ植えて、10月中に定植します
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日当たりがよく、なるべく長時間日の当たる場所で管理します。
寒さには強いですが、寒風には弱いので、あまり風当たりの強い場所には置かないようにしましょう。
生育が旺盛で、根も良く張るので、水切れに注意しましょう。
水切れで葉がしおれると、再び水をやってもなかなかもともとに戻りません。
土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと与えるようにしましょう。
肥料は3〜5月に、1週間に1回程度薄めた液体肥料を与えます。
デージーの花は大きく2つの系統に分けられます。
中心が黄色くて、まわりの花びらが平べったい『モントローサ』などのリグローサ・タイプと、全体的にまんまるな感じで、花びら一枚一枚が筒状になっている『ポンポネット』などのフィストローサ・タイプがあります。
*写真はデイジーの原種です。 |