ユーフォルビアは、花が小さく目立たないものが多く、あざやかな黄色や白に色づく葉を鑑賞するのが特徴で、サボテンのように多肉質なものや、種から育てて一年で枯れてしまう初雪草のようなものもあります。
初雪草はポインセチアの仲間でやはり葉を鑑賞するものです。
上部に雪化粧をしたような白い斑入りの葉を持つため、初雪草と呼ばれ、夏の花壇では涼しさを感じさせてくれます。
種まき時期は4月中旬〜5月で、気温が上がってから行います。
苗は直根性で移植を嫌うため、直まきかポットまきにしましょう。
ポットまきしたものは、ある程度成長したら、根鉢を崩さずに、花壇やプランターなどに植え付けます。
日当たりを好むので、特に7〜9月の夏場にはよく日に当てましょう。
高温と乾燥には強く丈夫で大変育てやすい植物です。
肥料は植え付ける際に元肥として土に混ぜ、7〜8月に1回同じものを与えます。
草丈が高くなると、倒れやすくなるので、根元に土寄せをしたり、支柱を立てるようにしましょう。草丈を抑えたいときは生長点である芽を摘んでわき芽を伸ばします。この摘心を5〜7月に2回ほど行うと草丈も抑えられて、枝数も増えるため、ボリュームのある株に仕立てることができます
葉が美しく背丈もあるので、夏花壇の背景や切り花としても利用できます。 |