アニスは鳥の羽のような形の葉を持ち、ラテン語では”羽毛”の意味があります。
日当たりがよく、水はけのよいアルカリ性の土質を好みます。
種まき時期は4〜6月と9〜10月で、軽く土をかけ、たっぷり水を与えます。
移植は難しいので直播きしましょう。
発芽後本葉が2〜3枚になった頃、間引きをして15〜20pの間隔にします。
開花時期は7〜9月、小さな散形花序で観賞用としても人気があります。
若葉はサラダなどに利用するので必要に応じて収穫しますが、種子は茶色になってから花穂ごと収穫し、乾燥させます。
種子には甘い独特の香りがあり、消化を助けるハーブとして、クッキーやケーキ、ティーやピクルスなどに利用します。
アニスはアブラムシを防ぎ、ハチを誘う効果があります。
コンパニオンプランツとして、コリアンダーとの相性がよいそうです。 |