全草にぴりっとした強いカレーの香りを持つカレープランツは、日当たりと水はけのよい、よく肥えた土で育てます。
過湿に弱いので乾燥気味に管理しましょう。
特に梅雨前には剪定し、風通しをよくします。
肥料は元肥として有機肥料を与え、春と秋の生育初期に緩効性の肥料を与えます。
冬は地上部が枯れることもありますが、根は生きていますので、霜の降りる地域ではおおいをして葉を保護したり、室内で管理します。
春と秋に挿し木で殖やすことができ、2年目以降は木質化してきます。
夏に黄褐色の小花を房状につけ、ドライにしても花色がきれいに残るため、咲ききらない内に収穫してポプリやドライフラワーに利用します。
基本的には観賞用で美しい常緑のシルバーリーフを楽しみます。
葉は固く苦く食べられない為、香りづけに使い必ず食前に取り除きます。
フレッシュでもドライでも、スープやシチュー、ピクルスなどに小枝を入れるとほんのりカレー風味をそえてくれます。
衣類の防虫にも効果があります。 |
