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Lavender
ラベンダー

シソ科

多年草

常緑性低木
  2005...
 
  2004...
 
  2003...
 
ラベンダーの種蒔き時期は4月中旬から9月で、特に春が適期です。
ただしラベンダーは発芽率が低く、同時に蒔いてもバラバラに発芽し、中には1年後に発芽するものもあるので、苗からの方が育てやすいかと思います。

種蒔きをする場合、種を水につけて2晩ほど置くか、湿らせたキッチンタオルやティッシュに包んで一週間ほど冷蔵庫に保存するのがおすすめです。

種蒔きはばら蒔きにし、3mm厚さほどの土をかぶせます。
種蒔き後の水遣りは、目の細かいジョウロで与えるか、鉢底から水を吸わせるようにしましょう。芽が出るまでは日陰で管理し、発芽後に明るい場所へ移動させます。
発芽後は乾燥気味に育て、密着しているところは間引きします。

本葉が6〜7枚になったら定植し、日当たりのよい場所で育てます。
弱アルカリ性で有機質を含んだ土を好むので、あらかじめ石灰を施しておきましょう。
土の表面が乾いているのを確かめてから水をあげます。

高温多湿に弱いので、梅雨時期は雨の当たらない、風通しのよい場所で管理します。
込み合った枝は、1/3まで切り戻して、株元まで日光が当たるようにしましょう。

ラベンダーは花が咲く直前が最もよい香りです。
切花やドライにするには花穂の蕾が2〜3咲きだした頃、ポプリなどには蕾が25%位咲いた頃
、葉を4枚つけて刈り取ります。
花が咲き終わった枝は切り除きましょう。切り残した枝の側枝が芽をつけて、翌年また花を咲かせてくれます。これを繰り返すことで、きれいな逆三角形の樹形になっていきます。

秋の終わりまでには、株元から10cm位のところで切り、お礼肥として苦土石灰を与えましょう。冬は−5℃以下にならなければ、屋外で普通に冬越しができます。

ラベンダーは頭痛、不眠、筋肉のこり、消化不良、殺菌、口臭に効果があり、ティーやハーブバス、ポプリなどに利用します。

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