世界中で7種類が知られていますが、香りがあるのはそのうちの2種類です。
ススキのような細長い葉、太い棒状の茎が特徴です。レモンに似た香り成分(シトラール)を持ち、レモンエッセンスの材料として利用されています。
植付け時期は4〜5月で、苗は植付けの1時間前にたっぷりと水を与えておきます。
土は水はけのよい、やや湿り気のある土で育てましょう。
冬越しさせた株の葉を根元から1本ずつ切り分けて、土に挿すようにして植え付けます。
根がしっかりと付くまで水をたっぷりと与えましょう。
定植する時は、根土を崩さないように抜いて、植え付けます。
植付け後の数週間は半日陰の場所に置き、土が乾いたら水をたっぷり与えます。
その後は葉がよく茂って蒸れやすいので、日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
肥料は勢いよく生長する4〜10月に、月1回薄い液体肥料を与えます。
殖やす場合は株分けしましょう。
鉢植えの場合は鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えます。
地植えの場合は植え替えは特に必要ありませんが、寒さに弱いので冬は掘り上げて鉢に植え替え、室内で管理しましょう。
冬でもからからに乾かさないように水を与えます。
殺菌、消化促進、駆虫、貧血防止、脳血栓の予防に効果があり、ハーブティーにも人気があります。東南アジアでは広く香料として利用され、タイ料理、エスニック料理にはかかせないハーブです。
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