ワイルドストロベリーの種蒔き時期は3〜4月と9月です。あらかじめ苗床を十分湿らせておき、ぱらぱらとばら蒔きで直播し、好光性発芽なので覆土はしません。
種まき後は、種が流れないように霧吹きを利用して優しく水を与え、順次間引きましょう。
タイム、ミント、ローズマリーとは離して育てるようにします。
植付け時期は4〜5月と10月で、浅植え・深植えを嫌うため、株の中心部分が土から少しでている程度に植え付けましょう。 株分けでも簡単に増やせます。
日当たりのよい、水はけのよい湿り気のある土で育て、乾燥や強風には注意しましょう。水は土が乾ききる前に与えます。
中性〜弱アルカリ性土壌を好むため、元肥と一緒に苦土石灰を施し、月に1回、緩効性肥料を与えます。肥料が大好きなので、実が実ったら忘れずに与えましょう。
初夏に白い花を咲かせ、森林に自生する小型のイチゴの実を食用として利用します。ジャムを作る場合は収穫したら冷凍保存して、必要な分量を集めます。
葉は生乾きの状態では毒素が含まれているので、しっかり乾燥させてティーやポプリに利用します。
春に種蒔きし、生長具合がよいと1年目の秋には実をつけはじめますが、甘いたくさんの実をつけるのは2年目以降になります。 |