セボリーは多年草のウィンターセボリーと1年草のサマーセボリーがあります。
利用方法は同じですが、ウィンターセボリーにはサマーセボリーよりスパイシーな強い芳香があります。また葉の先端が鋭く、枝分かれが多いのも特徴です。
種まき時期は3〜9月で、初夏に種まきすると秋にはもう枝が木質化します。
日当たりと水はけのよいアルカリ性質の土で育て、 風通しのよい場所で管理しましょう。
6〜9月頃薄いライラックがかった白色の花を咲かせます。
開花後に長く伸びた枝を剪定すると、新芽が出てまた利用することができます。
やや固めの葉はローレルのように風味づけにしたり、細かく刻んだり、乾燥させて粉末にして使います。料理のコツは少量使用することです。
古くから消化器系に効果があるとして使われ、ヨーロッパでは『豆のハーブ』として有名で、豆料理に使うと腸内ガス発生を抑制するといわれています。
その他、オイルやビネガー、サラミソーセージなどによく利用されます。 |